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注文住宅の玄関で多い失敗ポイントは?おすすめの間取りもご紹介!
- 2023.12.22
注文住宅を検討している方々にとって、玄関は家の顔であり、日常生活のスタートと終わりを迎える場所です。
しかし、この玄関で失敗するケースが少なくありません。
今回は、注文住宅の玄関でよくある失敗ポイントと、収納スペースが確保できる玄関の間取りについて解説します。
□注文住宅の玄関で多い失敗ポイント
1:玄関が狭すぎた
玄関の狭さは、日常生活に多くのストレスをもたらします。
例えば、靴を履く際に家族が一列に並ばなければならない、荷物を置くスペースがなく、通行が妨げられるなどです。
玄関の横幅は、少なくとも135cm以上が理想とされています。
この幅が確保できれば、家族が並んで靴を履いてもスムーズに動きが取れるでしょう。
2:収納が不足していた
玄関収納が不足すると、玄関が散らかり、家全体の印象が悪くなります。
また、玄関に置きたくないが家の中にも持ち込みたくないアイテムが増えてしまうことも。
収納不足は、玄関の見た目だけでなく、生活の利便性にも影響を与えるのです。
3:玄関が暗かった
玄関が暗いと、昼間でも照明を必要とし、家全体が陰鬱な印象を与えます。
また、湿気がこもりやすく、カビの発生リスクも高まります。
照明計画は、玄関の快適性を大きく左右する要素です。
4:吹き抜けによる寒さ
玄関に吹き抜けを設けると、確かに開放感は増しますが、寒さが家全体に広がるリスクもあります。
吹き抜けを設ける場合は、断熱性の高い材料を選ぶ、全館空調を導入するなどの対策を忘れないでください。
□収納スペースが確保できる玄関の間取り
1:土間収納
土間収納は、アウトドア用品や自転車など、玄関以外で使うアイテムを収納するのに適しています。
玄関が常にすっきり見えるように、土間収納スペースを設けることが有効です。
2:ウォークスルー型収納
ウォークスルー型の収納は、上着や帽子、靴などを一箇所にまとめて収納できます。
これにより、家を出る前の身支度がスムーズになります。
3:屋外型収納
屋外型収納は、家の中と外のアイテムをしっかり分けたい場合に有効です。
特に、玄関スペースが限られている場合には、このタイプの収納がおすすめです。
4:手洗いスペース付き収納
手洗いスペースが玄関にあると、外から帰った際の手洗いが容易になり衛生的です。
子供の手洗い習慣をサポートする上でも有用でしょう。
□まとめ
注文住宅の玄関で失敗しないためには、事前に多くのポイントを考慮する必要があります。
玄関の広さ、収納スペース、照明、そして吹き抜けの有無など、多角的に玄関の設計を考えることで、快適な生活が手に入ります。
失敗しない玄関作りは、快適な家庭生活の第一歩です。
ぜひ、この記事を参考に、理想の玄関を実現してください。
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