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収納が多い家の良さって何?そのメリットと収納を作る時の工夫ポイントをご紹介!
- 2024.6.6
一生に1度の大きなプロジェクトである新しい家を建てる過程において、特に収納スペースの計画は、家の快適さを大きく左右します。
そこで、今回の記事では、効率的で美しい生活空間を目指している方に向けて、収納の多い家がもたらすメリットと、収納計画のポイントについてをご紹介します。
□収納が多い家のメリット
収納の多い家には、数多くの利点があります。
ここでは、収納が多いことで享受できるメリットをいくつかご説明します。
1:部屋が散らかりにくくなる
収納が十分にあると、物が出しっぱなしになることが少なくなります。
また使用した後すぐに物を片づけられるため、部屋が常にすっきりと保たれます。
2:掃除がしやすくなる
物が少ないと、掃除機をかける時に障害物が少なくなり、掃除がぐんと楽になります。
また、物が少ないことでホコリがたまりにくくなるため、アレルギーの原因も減少します。
3:生活スタイルの変化に対応しやすい
趣味や家族構成の変化により、必要な収納量が変わっても対応しやすくなります。
例えば、子どもが成長して不要になった物を保管するスペースがあると、新たに必要な物を置く場所に困りません。

□収納を作るのに困ったら確認したいポイント
収納計画は家の使い勝手を大きく左右する重要な部分です。
ここでは、注文住宅の収納計画を行う時に確認したいいくつかのポイントを解説します。
1:必要な収納量を把握する
家族1人1人のライフスタイルを詳細に把握し、それぞれが何をどのくらい持っているのか、どのように使用しているのかを考慮に入れます。
衣類・書籍・趣味の道具・季節ごとの装飾品など、様々なアイテムの収納ニーズを見極めることが重要です。
これにより、収納すべき物の量と種類を正確に評価し、適切なサイズと構造のクローゼットや棚を計画できます。
2:アイテムに合わせた収納を計画
各アイテムに合わせた効果的な収納方法を検討することも大切です。
例えば、衣類にはハンガータイプのクローゼットが適しており、書籍や装飾品には開放的な棚が理想的です。
重い物や頻繁に使用しない物は低い位置に、日常的に使うアイテムは手の届く高さに配置するなど、使い勝手を考慮した設計が求められます。
また、引き出しの中に小分けのトレイを設けることで、小物類の整理もしやすくなります。
3:ライフスタイルの変化に備える
家族構成の変化・子供の成長・趣味の変更など、将来的なライフスタイルの変化に対応できるような収納計画を立てることが望ましいです。
可動式の棚や調整可能な仕切りを使用すると、収納空間を柔軟に変更できます。
さらに、未来の可能性を考慮して、収納スペースには少し余裕を持たせることも大切です。
□まとめ
今回は、収納の多い家のメリットと収納計画のポイントについてご紹介しました。
効率的な収納は、快適な住まい作りには欠かせない要素です。
今回の記事で紹介したポイントを参考に、理想の住まいを設計してみてください。
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