COLUMN
コラム
畳コーナーを取り入れておしゃれな間取りの1歩を!その種類とこだわりポイントを解説
- 2024.7.2
モダンな住空間に和の趣を取り入れたい。
そんな想いを叶えるのが、畳コーナーです。
リビングの一角に設けられた畳スペースは、洋風インテリアとも調和しつつ、くつろぎの和空間を演出してくれます。
畳ならではの柔らかな質感と温かみが、日々の疲れを癒してくれるでしょう。
そこで今回は、畳コーナーの魅力と、おしゃれに仕上げるポイントをご紹介します。
スタイリッシュな和モダン空間の作り方、ぜひ参考にしてみてください。
□畳コーナーのタイプ別メリット・デメリット
畳コーナーには、フローリングと同じ高さにする「フラットタイプ」と、段差をつける「小上がりタイプ」の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを把握して、自分の暮らしに合ったタイプを選びましょう。
1:フラットタイプの特徴
フラットタイプは、リビングとの一体感が高いのが特徴です。
段差がないため、空間を圧迫せず、部屋が狭く感じられません。
間仕切り扉を付ければ個室のようにも使え、開放的な使い方もできる自由度の高さも魅力。
段差によるつまずきの心配がないため、小さなお子さんや高齢者のいる家庭に適しています。
掃除の際も段差を気にせず、お掃除ロボットを使えるのもうれしいポイントですね。
2:小上がりタイプの特徴
小上がりタイプは、ちょっとした段差で畳コーナーを区切るスタイルです。
リビングとは違う、独立した空間を作れるのがメリット。
段差部分を収納スペースとして活用できるのも、うれしい特典と言えるでしょう。
一方で、つまずきのリスクがあるため、小さなお子さんや高齢者への配慮は必要です。
また、掃除の際は段差を乗り越える必要があるため、少し手間がかかってしまいます。
それぞれのタイプには一長一短がありますが、暮らしのスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ。
フラットタイプなら開放的で一体感のあるリビングに、小上がりタイプなら畳コーナーを特別な空間として楽しめます。
自分らしい和モダン空間を作るために、じっくりと検討してみてくださいね。
□おしゃれな畳コーナーを作るならこだわりたいポイント
せっかく作る畳コーナーなら、おしゃれに仕上げたいもの。
そこで押さえておきたいのが、畳選びと照明選びです。
畳の種類や色、照明の演出次第で、雰囲気ががらりと変わります。
理想の畳コーナーをイメージしながら、こだわりのポイントを押さえましょう。
1:畳選びで変わる空間の印象
畳選びのポイントは、縁の有無と畳の色。
レトロな雰囲気なら縁付きの畳を、モダンな印象なら縁なしの琉球畳がおすすめです。
琉球畳なら市松模様に敷き詰めることで、おしゃれな模様を描けますよ。
色は緑やベージュなど定番カラーのほか、ネイビーやグレーなどのバリエーションも。
インテリアに合わせてセンス良く選びたいですね。
2:照明で作る、こだわりの空間演出
畳コーナーの照明は、雰囲気作りに欠かせません。
ペンダントライトやスタンドライトなら、あたたかみのある和の空間に。
ダウンライトや間接照明なら、洗練された和モダンな印象を与えられます。
畳での読書や勉強なら明るさ重視、くつろぎたいならおしゃれ重視など、用途に合わせて使い分けるのも手です。
あなたなりの居心地の良さを、照明でプラスしてみてください。
□まとめ
畳コーナーは、モダンなリビングに和のテイストをプラスできる、魅力的な空間。
フラットタイプと小上がりタイプから、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
畳や照明にこだわることで、よりおしゃれで居心地の良い畳コーナーが完成します。
あなたなりのくつろぎ方を見つけて、心豊かな時間を過ごしてみてくださいね。
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