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注文住宅で人気の平屋のメリットとデメリットについて紹介します!
- 2023.2.27
注文住宅で快適な暮らしをしたいとお考えの方の中には、住宅の中に階段のない平屋を検討している方もいらっしゃるでしょう。
どんな住宅にもいえることですが、平屋にもメリットとデメリットがありますので簡単に紹介していきます。
□平屋のメリットについて
1.すっきりした生活動線
階段がない分動きがコンパクトにまとまり、また部屋同士も近くなることですっきりとした生活動線になりやすいでしょう。
2.家族を身近に感じやすい
やはり物理的に距離が近いのでお互いの顔が見えやすいですし、小さな子供には目が届きやすいというメリットもあります。
3.建物として強い
上階の重さが乗らない分構造的に安定しやすく、耐震性も上がります。
地震や風による影響は高ければ高いほど大きくなるので、住宅としては平屋が一番強いでしょう。
4.高さの制限が少ない
二階の高さ分がないため天井や屋根の高さに自由度が高く、注文住宅ならではの好みを詰め込んだ住宅にできます。
5.ランニングコストが抑えられる
二階建てと比べて床面積が少ないため修繕費も少なく済みますし、暖めたり冷やしたりする空間も少ないため光熱費も少なくなります。
□平屋のデメリットについて
1.敷地が多く必要になる
同じ敷地だと平屋は二階建ての半分の広さになりますので、その分多くの敷地面積が必要になります。
2.二階建てに比べて割高
地面に接する建物の面積が広いため、基礎工事の面積も広くなります。
そのため、土地代だけでなく建築費用も二階建てと比べて割高になるのです。
3.自然に触れにくい
平屋で部屋数を増やすと窓のない部屋ができることが多いですがそうなると自然な風や太陽光を取り込めないため、住宅の形を工夫する必要が出てくるでしょう。
4.安全面でも注意が必要
災害には強い平屋ですが、防犯面から見ると高さがない分侵入しやすいともとれます。
センサーライトや防犯カメラなど対策はできますが、やはり忘れてはならないデメリットでしょう。
5.水害には弱い
災害には強いといいましたが、水害対策に関しては弱いといわざるを得ないでしょう。
そうはいっても、水害は立地による差も大きいので、事前にハザードマップを確認することをお勧めします。
□まとめ
平屋のメリットとデメリットについて解説してきましたが、あくまでも一般的にメリットになりやすい点、デメリットになりやすい点です。
ひとりの時間を大切にしたい家族に平屋では距離が近すぎるかもしれませんし、既に広い土地を持っている方であれば必要な面積が広くても何ら問題はないでしょう。
最後にはそれぞれの条件と照らし合わせてお考えください。
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