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家づくりの資金計画の立て方とは?費用の内訳や支払うタイミングもご紹介!
- 2023.3.5
家づくりには土地の購入と住宅の工事、書類の提出や引っ越しの準備など金銭的な面だけでもさまざまな手間と種類があります。
細かくは一例ずつ違いますが、なんとなくの流れはありますので資金計画の作り方についてご覧ください。
□家づくりの資金計画の立て方
1.初期資金を確認する
まずは住宅ローンで借りずに貯蓄から出す頭金の額を考えます。
望ましいといわれる2割以上を目安に、実際の収入や生活予備費などからいくら出せるかを考えてください。
2.住宅ローンの借入額を決める
支払いの半分以上を支払うことが多い住宅ローンですが、「自分たちの収入ではいくら借りられるのか」と「自分たちの生活から無理なく返済できるのはいくらか」の2つの視点を持って考えると良いでしょう。
同じ収入でも家族構成や持病の有無、趣味などによって必要な生活費は変わってくるので、世間一般的な基準も参考にしつつ、最終的には自分の人生にあった資金計画を立てるのがおすすめです。
3.申し込む住宅ローンを探す
大まかには金利と返済期限が異なります。
金利はもちろん低いほうが良いですが、返済期限を短く設定すれば月々の支払いが生活を圧迫しますし、返済期限が長ければ定年を超えても返済が続く可能性があります。
ライフプランから自分に最適なものを探しましょう。
□家づくりにかかる費用の内訳や支払うタイミングについて
*注文住宅の費用内訳
まず、住宅ではざっくりと住宅本体を建てるための本体工事費が7割、庭や照明、エアコンといった住宅以外の付帯工事費が約2割、登記費用や引っ越し費用といった諸費用が1割ほどになります。
また土地も土地の本体代だけでなく仲介手数料や印紙税などが必要となるので、思ったより高い、といった現象が起きやすいです。
*お金が必要になるタイミング
住宅は買うと決めた瞬間に支払える額ではありませんし、購入を検討してハウスメーカーと相談している段階では支払いが発生しません。
最初に金銭が発生するのは、土地の購入時でしょう。
住宅ローンよりも先になることが多いので、貯蓄から、ないしは臨時のローンから支払うことになります。
次に契約時、着工時、上棟時、完成時に分割で住宅代の支払いになりますが、基本的にこの途中に住宅ローンがおりるためここでもつなぎ融資を受けることがあります。
その他、引っ越し費用や登記代などは適宜必要になりますので、手元にあるようにしましょう。
□まとめ
金銭が必要なタイミングは近くとも、最終的な支払いは数十年後になることも多いのが住宅購入です。
大金ではありますが圧倒されずに長い目で見て、かといって住宅ローンがあるからといって身近な支払いを忘れずに資金計画を立てていきましょう。
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