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家づくりは何から始める?流れを把握しよう!
- 2023.3.8
注文住宅の一番の魅力はその自由度の高さ、すなわち外観から内装、家づくりの全ての段階に自分の意見が反映される点でしょう。
一生に一度のものづくり、何から始めるべきか悩む方も多いはず。
今回はそんな家づくりの計画の始め方について簡単に説明していきます。
□家づくりは何から始める?
*家族の希望を話し合う
まずはなによりも住宅に何を求めるのかを話し合うことからでしょう。
部屋の広さや求める立地、将来的な車の台数からほしい土地の広さも変わります。
この段階で壁紙や細かい間取りまで決める必要はありませんが、家族全員の希望をまずは聞きましょう。
最後に取り入れなかったとしても、一度耳を傾けて検討することが大きな意味になります。
*予算を決める
こちらは大まかで構いませんが、あとから急に年収が倍になったり宝くじに当たったりということは考えにくいので、ある程度計画するのがお勧めです。
住宅そのものや土地、家具などいくらでもこだわれるポイントの中から限られた予算をどう使うのかを決めましょう。
家族それぞれによって大きく変わるポイントであり、最初に行うことで住宅購入を同時期に検討している他の方の一歩前を行けるポイントでしょう。
□間取りのプランニングで押さえるべきポイント
1.間取りについて
注文住宅は自由度が高く予算さえ許せば大抵のことはできてしまいますので、一点、常に考えておいてほしいことがあります。
それが「空間の目的」です。
なにも50年先のことまで完璧に予想して、とはいいませんが、老後の住みやすさや人生設計においてどのくらいの部屋がいるかを考えながらプランニングするのがお勧めです。
2.過ごしやすい生活動線
例えば洗濯機で洗濯をした後、水を吸って重くなった洗濯物を干す場所まで運ぶ距離はどれくらいになるでしょうか。
例えば帰ってきた後、玄関に入ってから手洗いうがいをするまでにどれだけの距離を歩く必要があるでしょうか。
この二例やキッチンから食事のテーブルまでの距離などは近いほうが良いでしょうし、逆に静かに作業するリモートワークに使う部屋であれば洗濯機や玄関といった音の経つ場所からは遠いほうが良いはずです。
そういった生活動線を意識してプランニングすることで過ごしやすさは格段に変わることでしょう。
□まとめ
注文住宅は自由度が高いので、決めることも多く悩むことの連続です。
最初に希望をすべて出してもそのすべてをかなえることは難しいので最終的に希望をどこまで抑えるかがポイントになるとは思いますが、家族みんなの希望すべてに向き合うことがひとつでも多くの希望をかなえた住宅の作り方でしょう。
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