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平屋で人気の屋根の種類は?片流れ屋根にするメリットデメリットもご紹介!
- 2023.5.2
ワンフロアで生活が完結する平屋。
そのデザインのおしゃれさをさらに高める要素が、屋根の種類です。
屋根には地面と平行なもの以外にも様々な種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
今回はそんな屋根の種類についてご紹介するので、平屋で人気の屋根について知りたい方はぜひ参考にしてください。
□平屋で人気な屋根の種類は?
平屋で人気な屋根の種類を3つご紹介します。
1:片流れ屋根
片流れ屋根とは、1面だけの屋根が片方に傾斜している屋根のことです。
片流れ屋根を採用すると建物全体にモダンな印象が生まれるため、人気が高くなっています。
2:切り妻屋根
切り妻屋根とは、てっぺんから2面の傾斜している屋根がおりている山の形をした屋根のことです。
切り妻屋根を採用するメリットとしては、「外壁が紫外線の影響を受けにくい」、「てっぺんから床までが高く開放感がある」などが挙げられます。
また、デメリットと言えるものは特にないので、理想的な屋根と言えます。
3:寄棟屋根
寄棟屋根とは、頂点から4つの傾斜した面が下りている屋根のことです。
こちらも「外壁が紫外線や雨風の影響を受けにくい」というメリットがあります。
ただし、換気性能に優れてはいないため、結露を発生させないように配慮が必要です。
□片流れ屋根にするメリットとデメリットをご紹介!
*メリット
メリットを2つご紹介します。
1:太陽光パネルを設置しやすい
片流れ屋根は面がフラットで尚且つ1面のみであるため、太陽光パネルを取り付けやすい形状となっています。
太陽光パネルの設置を検討している方は、屋根の傾斜の度合いや土地によって太陽光を集められる量が異なることに注意しつつ、片流れ屋根を採用することをおすすめします。
2:傾斜部分のスペースを活用できる
片流れ屋根は傾斜部分にスペースが生まれるため、「ロフトを設置する」というように活用できます。
*デメリット
デメリットを2つご紹介します。
1:雨漏りの危険性が高まる
屋根の上手側の外壁は屋根が守ってくれないので雨風にさらされやすく、隙間から雨水が浸入するリスクが高まります。
2:雨樋が壊れやすい
雨は上から下に一方向にしか流れないため、その雨を受ける雨樋に負荷がかかり、壊れやすくなります。
□まとめ
今回は、平屋で人気な屋根の種類、また片流れ屋根を採用するメリットとデメリットについてご紹介しました。
傾斜した屋根を採用すると、空間に解放感が生まれたり様々なことに活かせたりします。
平屋の注文住宅で屋根選びに悩まれている方は、ぜひ傾斜している屋根も検討してみてはいかがでしょうか。
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