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家づくりで防音対策をするメリットとデメリットをご紹介!
- 2023.7.6
家づくりは1つ1つの設備について、さまざまな素材の中から選択できます。
そのため、素材選びによって、断熱性に優れた家、耐久性に優れた家などを実現できます。
さまざまな素材を見る中で、防音機能に優れた素材に興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、家づくりで防音対策をするメリットとデメリットについて解説します。
□家づくりで防音対策をするメリットとは?
今回ご紹介する、家づくりで防音対策をする主なメリットは以下の3つです。
*周りの住民からの生活音を遮断できる
戸建て住宅であっても、前後左右の住宅で暮らしている方の生活音が聞こえることはよくあります。
防音対策をすればそのような生活音はほぼ聞こえなくなるため、テレワーク中や就寝中に物音で悩まされることはありません。
*大きな音を出して生活できる
生活する中で、声量を気にせずに笑いたい時や歌いたい時などはあると思います。
防音対策をすれば、こちらが発した音が周りの住宅まで響かないため、昼間からでも気にせず大きな音を出せます。
*子育てしやすい
0歳から2歳までの赤ちゃんは、朝から晩まで頻繁に泣きます。
その泣き声が周りに迷惑になっていないか心配になり、肩身が狭い思いをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
防音対策をすれば、よく響く赤ちゃんの泣き声も近隣住民が気にならない程度まで遮断できます。
□家づくりで防音対策をするデメリットとは?
メリットがある一方でデメリットもあるため、ここでは2つのデメリットをご紹介します。
1.建築費用が高くなる
防音機能を向上させるには高性能の外壁材や窓を使用しなければならないため、費用も高額になります。
ただし、市販の防音シートで防音対策をする場合、高性能の窓や外壁材を使用するよりも性能は低下するものの、費用は抑えられます。
2.採光や風通しが悪くなる恐れがある
窓は音漏れしやすいため、防音対策のために小さい窓を設置することが多いです。
窓が小さいと室内に入る日光や風が少なくなるため、昼間でも室内が暗かったり、新鮮な空気の中で生活できなかったりする恐れもあります。
□まとめ
今回は、家づくりで防音対策をするメリットとデメリットについてご紹介しました。
防音対策をすれば、近隣住民の生活音だけでなく、こちら側の生活音も気にせずに生活できます。
防音対策にご興味のある方は、費用が高額になる点、採光や風通しが悪くなる可能性がある点を考慮した上で、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
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