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ロの字型の平屋のメリットとデメリットをご紹介します!
- 2023.8.13
1階部分しかない平屋は、設計の自由度が高く注文住宅におすすめです。
コの字型や通常の平屋などが近年は広く認知されていますが、実はロの字型も実現できます。
今回は、そんなロの字型平屋のメリットやデメリットについて見ていきましょう。
□ロの字型平屋のメリット
ロの字型平屋の主なメリット3つを確認して、理想の平屋を実現できそうかイメージしてみましょう。
*完全なプライベート空間をつくれる
四方が部屋の壁面で囲まれている中央エリアは、室外でありながら外からの視線を完全に遮断できます。
外からの目線を気にしてしまう方でも、外の新鮮な空気を味わいながらバーベキューや読書などを楽しめるでしょう。
*家全体に日光が入る
中央エリアと部屋との境界に透明窓を設置することで、日中は部屋全体に日光が入りこみます。
暖かい日光が入る室内では「日中の電気代の節約」や「洗濯物の室内干し」などができるため、生活のしやすさは間違いなく向上するでしょう。
*開放感が生まれる
室内から中央エリアを介して外の空間を見渡せるロの字型平屋は、狭い間取りでも視覚的に開放感を感じられます。
テレワークや受験勉強など、狭い室内で長時間作業し続けなければならない状況でも、閉塞感を感じることなく快適に過ごせるでしょう。
□ロの字型平屋のデメリット
注文住宅の契約を結んでから後悔しないよう、ロの字型平屋のデメリットも事前に確認しておきましょう。
1:建築費が高くなる
ロの字型の平屋は形状が複雑なうえ必要な建材も増えるため、一般的な平屋よりも建築費が高くなりがちです。
また、通常の平屋よりも延床面積が大きくなる傾向にあり、間取りによっては支払う固定資産税が高くなる可能性もあります。
2:冷暖房費が高くなる
「中央エリア」と「建物の周囲」の2面で外部にふれているロの字型の平屋は、各部屋が外気温の影響を受けやすいです。
通常よりも長時間冷暖房を使用しないことには、快適な室温を保ちにくいかもしれません。
家の断熱性・気密性を高めることで外気の影響を受けにくくなりますが、断熱性・気密性を高めない場合は冷暖房費が高くなることを想定しておくと後から後悔せずに済みます。
□まとめ
ロの字型平屋は、採光の良さ、開放感のある部屋、完全プライベート空間などの点で快適な生活を実現できます。
その一方で、建築費や冷暖房費などの費用面でよりコストがかかる可能性があることも否定できません。
平屋の注文住宅に興味のある方は、ぜひ一度当社までお気軽にご相談ください。
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